精度について

 気象モデルによって計算された1〜3次の全国風況マップの精度は、メッシュサイズが細かくなるほど一般に精度は向上します。LAWEPSは気象モデルの計算結果から工学モデルの計算を行い、最終的に5次領域モデル(10m メッシュ)計算結果の精度が実測との相対誤差±10%以内になるように設計されています。より正確な年平均風速を算出するためには工学モデルによる計算が必要となります。なお、本風況マップ表示システムで見ることが出来る風配図および風速階級別出現頻度は、代表点の4次領域モデル(100m メッシュ)の計算結果までとなっています。  表示領域の端の部分は、中央付近と比較して精度がやや劣る場合があります。

計算条件について

 気象モデルを計算するための元データは、近年における風向・風速の分布が平均的である年として2000年のデータを選んでいます。実際には2000年における1月1日〜12月31日までのデータのうち、6日ごとのデータをサンプリングして計算を行っておりますが、日数を省略した場合でも年平均風速はほとんど変わらないことを確認しています。

ワイブル係数(定数)について

 一般に、風速の出現頻度分布曲線は左右非対称で、最大度数は弱風側に偏っています。この曲線に近似する関数の1つがワイブル関数で、総出現頻度を1(100%)としたときのワイブル密度関数は、以下の式で定義されています。

 f (v) は風速 v が現れる確率密度関数となり、Kは形状係数(定数)(風速階級分布の形を示すパラメータ)、Cは尺度係数(定数)(風速の相対累積度数が63.2%の時の風速に相当)と呼ばれています。同じ年平均風速値でもk,cが異なれば、年間風況に違いがあることを示しています。ワイブル係数K、Cの表示の見方は操作マニュアルを、詳しい説明についてはNEDOホームページに掲載されているこちらをご参照下さい。

風配図について

 操作手順によっては風配図の表示されない地域があります(下北半島の一部など)。これは北海道ブロックと東北ブロックの重複地域など,カバーするエリアが共通する地域において,データ整備の都合上,やむを得ず発生するものです。データ自体は登録しておりますので,操作手順を変更して(たとえば北海道ブロックから下北半島を選択する等),表示するようにして下さい。